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タイ国海外視察レポート
「タイ国小売り市場について」セミナー
講師:タイ7−ll プラモート副社長
プラモート副社長のCP(チャーロンポカパン)グループの紹介

CP社は、農業分野における生産と加工と言う総合的展開を強化してきたが、1980年代に至り世界的視野でのマーケティングと流通の重要性を認識し、CPは、自らCPグループの製品の卸売りと物流を行うこととなった。

世界的視野から学習し、7-ll、マクロ(C&C卸売り)、ウォルマート、テスコが証明している小売ベストソリューションをCPも追随、実現する。

1989年USA7-llとの契約でスタートしたCSV事業は、2001年1729店2002年には、2042店でタイのCVS業界のリーダーとして他社を圧倒している。

ロータススーパーセンターは、タイに40店舗、中国に8店舗展開するこの店舗は、現パートナーは、英国のテスコである。元々、この業態は、CPが米国ウォルマートとジョイントプロジェクトで開発、タイ・中国へ展開することになっていた。同時進行でCPは、オランダからマクロを導入、店舗展開したことからウォルマートが契約を破棄CPが単独で運営し、CPロータスは、国内で大ヒットした。

しかし、CPは、1997年アジア通貨危機を乗り切れず、ロータスをテスコへ売り払わざる得なくなり、現在は、持ち株30%以下になっている。ロータスをテスコへ明け渡し、その影響でマクロの顧客を失うCPにとって皮肉な結果になる。

CPの小売事業にとって最大の資産は、通過危機を乗り越え、タイ国全土に広がる2000店舗の7-llである。

一方CPグループは中国市場へSC・GMS・百貨店・CVSの4チャネルで進出。経済発展を背景に小売ビジネスの拡大を図っている。
■ タイ国の概要
主な項目 日本 タイ 対比
国土面積
(万Km2)
37.8 51.3 1.4
人口(2001年) 12729万 6231万 0.5
人口密度 337 121 0.4
首都人口 1214万 573万 0.5
首都人口密度 5551 3650  
バンコク気候
年間気温:22℃〜35℃
雨季:5月〜10月/乾季:11月〜2月/暑季:3月〜4月
北半球の熱帯に位置し、高温多湿気候

■ タイ国の人口

タイ人口は、ASEANの中で、1.インドネシア 2.ベトナム 3.フィリピンについで4番目に多い。

人口構造は、1960年代典型的なピラミッド型(ベビーブーム)から近年出生率の低下などで、高齢化傾向にあるが総人口は少しずつ増加している。

タイ国民の8割タイ族・華人1割・他宗教 仏教95.4% イスラム教4% 他で信仰の自由平等が認められている為、民族闘争がない温和・親しみやすい国民性がある。
■ タイ国経済
2005年推計 月収1世帯当り:14617バーツ
(バンコク最低賃金:日当/184バーツ)
GDP 6兆5000億バーツ(19兆円)
インフレ率 4.5%(原油高影響)/ 失業率1.9%
日本小売業は、80年代:そごう・東急・ジャスコ90年代:伊勢丹・ヤオハンが出店
97年通貨危機(1ドル25b→60b)に大手地場業者は、欧州資本に身売りされた。BIG-C・カルフール・トップス・ロータス他

■ タイ国流通市場

【小売業態の推移】

1952年初の百貨店が開業、1970年代にSCができ、1980年代にワンストップショッピングの大型店へ拡大、1990年代になるとCVSなど新業態が出てきた。

【小売業種別伸び率】
業種 1999年 2001年 伸び率
CVS 4500店 8785店 195%
百貨店 112店 112店 100%
ハイパー 63店 152店 241%
スーパー 138店 237店 171%
専門店 --- 750店 ---
個人店 増減なし
【物流面】
物流面で、従来型流通のトラディショナルトレード場合は、製造業に主導権があったが、最近では、大型小売業がマーケーシェアーを広げ、見学したエクセル社のような巨大な物流センターを持つケースが増えてトラディショナルトレードからモダントレードへと移行してきていて、取引の主導権が買い手側へ変化してきている。


トラディショナルトレード
モダントレード

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