JCWA 全国菓子卸商業組合連合会
HOME サイトマップ お問い合わせ
沿革と概要
ご案内図
連合会だより
トピックス
トピックス一覧ページ
アンケート集計結果
お菓子アカデミー
他団体・メーカーリンク
お問い合わせ

お菓子だい好き
タイ国海外視察レポート
1日目 エクセル社 物流センター見学
BIC-C DC企業 EXLE社の概要
BIG-C ハイパーマーケット(主力資本:カジノ)のDCセンターとして、EXLEは、BIG-CのDCセンターとして営業している。
販売構成比 食品49%・日雑品21%・電化18%・衣料12%
倉庫面積 常温24000平方メートル、冷蔵4900平方メートル
(常温倉庫22000平方メートル 拡張工事中)
食品と日雑品を9000a+フレッシュフード6000aを24時間3交代で稼動、BIG-C45店舗へ毎日配送をしている。
出荷は、BIG-Cからの指示でする。(在庫は、BIG-Cの荷)
コストは、配送費の約半分を占める。小分配送も行っていて、全体の5%程度
毎日130便(フレッシュ毎日60便)
店舗へコンテナ単位で配送し、荷造りは、店舗の棚割りと連動して配送することや、パレット摘み180cmの高制限、サプライヤー毎に納品時間が決っているなどに対応している。
配送車両は、郊外40フィート。市内20フィートとなっている。
ハイパーマーケットのBIG-Cの流通センターを請け負うEXLE社のカルニヤソポン氏からセンターの概要の説明を受けた。

BIG-Cは、生鮮と一般食品49%・日雑品21%・電化18%・衣料12%と食料品がもっとも販売構成比が高い。
エクセルは、そのBIG−Cの食品と日雑品の配送センターになっている。

倉庫面積は、常温24000平方メートル、冷蔵4900平方メートル(常温倉庫22000平方メートル/ 拡張工事中)で、24時間無休で、45店舗へ毎日配送で供給している。

扱いアイテム数は、食品と日雑品を9000a+フレッシュフード6000a商品回転率は、一ヶ月3回転平均約12.5日と説明があった。
BIG-Cからの入出庫の指示を受けて作業を行い、在庫は全てBIG-Cの荷物になる。

ページトップへ
BIG−C社 流通センター(エクセル社)視察
1. タイ国には各カテゴリーでの総合卸業が存在しない為、小売自身で大規模な卸機能を具えた流通センターを設置するか、物流専門会社にアウトソーシングして自身で物流を行わなければ、広範囲な商品を集めることは出来ないし、自店舗へ潤滑な商品の供給は図られない。
2. 従ってタイ国では先ず自身で物流センターを持たない限り、小売店チェーンの展開は出来ないわけで、小売店舗を展開する前に、自前の物流機能に巨大な投資をしなければならないタイ国小売業の姿がそこにある。
3. 今回視察したBIG−Cでは、タイ国内メーカーからの供給と同時に、国境の外からの調達のため、受け入れロットも大きく、調達に要するリードタイムもかなり長い為、結果在庫回転率が月間三回転を切るような状態にならざるを得ない。
4. 商品鮮度が求められる商品はそれなりの工夫がされている様であったが、それでも消費者の健康、鮮度志向が強まるなかでの、9,000SKUという在庫を12.5日でしか回転させられないインベントリーコントロールには、相当のエネルギーとコストが要る。
5. 他のロータス、カルフール、マクロと言った巨大小売業も同じで、頼るべき総合卸業が存在しない中、自店舗の競争力をつける為、その商品開発と調達に人的また金銭的に巨額の投資を余儀なくされている。
6. 他方わが国の状況は、先ず小売業は自店舗を総合卸業のサポートを得ながら増加させ、自社で物流センターが運営できる段階に至り、初めて物流機能に投資を行う。そのリスクと投資負担は比べものにならないくらい低い。
7. またわが国では、いとも簡単に色々な小売業を創業、立ち上げることが出来るが、タイ国ではこれは絶対考えられなく、新しい業態の小売業が立ち上がったという話は聞いたことがない。これはその国に優れた卸売業が存在するか、しないかと言う事ではないか。
8. 総合的な卸業が存在しない為、タイ国では商品を供給するサプライヤーは、当然メーカーごと、また商品ごと異なり、メーカー数、商品数だけ取引先は増えざるを得なく、仕入れの合理化、効率化は絵に描いた餅である。
9. 同時に総合卸が存在しないこのビジネス環境は、極端に言えば同一メーカー品の間では価格競争は起きない、起さないようになっており、買い手には誠に都合の悪い、売り手に大変都合の良い、販売努力した者は報われるシステムではないのか。
10. しかしメーカー間の競争はどこにでもあり、販売代理者の利益だけが守られる訳では無いが、わが国の小売業が総合卸業からの大きな便宜、利益を得ていることは、以上タイ国の実情を見ただけで判る訳である。
11. 一方、総合卸が存在しない市場での生産者のポジションも小売業同様であり、卸業不在の中では、その製品の市場への紹介、販売、配荷にどれくらいの労力とコストを要するのか、コストを掛けても効果が上がらないか。振り返ってわが国内では、総合卸業の利便性、低コスト性、機能性などから、どれ程の利便をメーカー各位が享受しているのか、今一度総括することが、生産者、卸業双方にとって必要ではないのか。


ページトップへ
Copyright (C) 2005 JCWA All Rights Reserved.